「この鍵の合鍵できますか?」
と、お客様がご来店されました。
鍵を見せてもらうと、ちっちゃな鍵で初めて見るものです。
当然ブランクキーは存在しません。
「これは何の鍵ですか?」と聞くと、
「畳を作るための機械の鍵です」との返答。
たたみの機械かあ~、じゃあ大きいんだろうなあ、と思っていると
「これです」とお客様が車からもってきてくれました。
おお、こんなちっちゃいの?
こりゃあ、ありがたい!
鍵穴にあわせてキーブランクを加工し、何とかできるでしょう!
鍵穴はこんな感じ。
在庫しているキーブランクから一番ちっちゃそうなものを選び、
少々加工して、鍵穴に入るようにしました。
あとは、元の鍵を見つつ、削る深さを探りながら、
棒ヤスリでチョコチョコ削っていきます。
ほとんど紛失鍵作製と同じ作業です。
そんでもって、無事、できました!!!
鍵穴は、キースイッチになっており「入」に回すと、
赤いレーザー光線が出てきました。
畳の寸法を測る機械だそうです。
畳をつくるのにもハイテク機器が必要なんですね。
知りませんでした。
お客様には喜んでもらえたようです。
ご利用ありがとうございました。
宮里カギ店
宜野湾市野嵩2-35-3
TEL:098-892-4273