「玄関の引戸のカギが壊れてるから交換して」と
電話が入りました。
まずは現場確認です。
瓦屋根の古いお宅です。
錠前はWEST ウエストの本締錠がついていました。
引戸に本締錠?と鍵屋さんなら思うはず。
でも沖縄の古い家なら時々見かけます。
鍵穴は框の正面ではなく側面についています。
フラッシュが反射して見にくいですが、フロント面です。
デッドボルトが内戸の框にあるストライクに入り
施錠されるという仕組みです。
室内側からはサムターンがないので
開錠することはできません。
これは倉庫などに使うなら問題ないですが、
住宅に使うのは問題でしょう。
とりあえずカギが付いていればいいだろうと、
昔のサッシ屋さんが使い勝手を考えずに
採用したんでしょう。
在庫は持っていなかったので、取り寄せしました。
右が古いシリンダー、左が新しいシリンダーです。
古いものはサムターンが切り落とされています。
こうしないと取り付けできないからです。
新品のシリンダーも同じようにサムターンを切り落としました。
いろいろと調整があり思っていた以上に時間がかかりましたが、
どうにか交換が終了しました。
ご利用ありがとうございました。
屋根の上にいたシーサーです。
よく晴れた青い空に赤いシーサーが映えていたので撮りました。
宮里カギ店
宜野湾市野嵩2-35-3
TEL.098-892-4273
ウエスト 本締錠 交換(宜野湾市)
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