トヨタ車のリモコンキーでボタンのところが破れているのをよく見かけます。
下のような状態のキーです。
このままだとボタンが押しにくいですし、かっこ悪いですね。
ボタン表面が破れていても、押せばドアがロック・アンロック出来れば、
ボタン本体を補修用リモコンキー用キーブランクに移し替え、
鍵山を削れば新品同様に使うことができます。
ただトヨタのこのキーヘッドの形の場合、
イモビライザー付きのものと、付いていないものがあります。
簡単な見分け方があります。
下の写真の白丸で囲んだところにちっちゃなくぼみがあります。
このくぼみがあるキーはイモビライザー付です。
キーヘッドを開けてみましょう。
半透明の部品はボタン本体です。
白線で囲んだところにイモビライザーのチップが入っています。
接着剤か何かで落ちないように固められているので、
イモビチップは簡単には取れません。
リモコンキーの補修の仕事を始めたころは、
「イモビチップを取ることができません」とお断りしていましたが、
取り出すことができるようになりましたので、現在は仕事をお受けしています。
慎重に作業をしてイモビチップを取りだしました。
こんなに小さいです。
取り出す時にこのチップを壊したら、も～本当に大変なことになります！！！
諭吉さんが大勢飛んでいきます。
無事取り出したチップを補修用キーブランクに入れます。
白線で囲んだところです。
スペースがギリギリなので、きれいにチップを取りださないと入りません。
鍵山を削って完成です。
ボタン部分はプラスチック製になっていますので、
長持ちすると思います。
イモビチップ入りは取り出し作業がありますので、
その作業料金を追加でいただくことになります。
ただ、メーカー純正のチップ入りリモコンキーを注文するよりも安いと思いますので、
ボタン表面が破れているだけの方は、ご検討お願いします。
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沖縄県宜野湾市の鍵屋さん
宮里カギ店
沖縄県宜野湾市野嵩2-35-3
（沖縄銀行 普天間支店の斜め向かいの国道330号線沿い、
「喜瀬鉄工業」と「金物店 アイムヤラ」のあいだにあります）
