宜野湾市内のお客様からの依頼です。
アパートの錠前を２ヶ所交換してほしいとのこと。
1ヶ所目はアルミドアのノブの錠前。
フロントの刻印には「KANEHIDE」。
日中製作所のAGEと同じものです。
バックセットは100ｍｍ。ドア厚40ｍｍ。
なんだか調子が悪いそうです。
防犯的にもこの錠前は交換したほうがいいでしょう。
「交換するのでしたら上等なものがいいですよ」と
美和ロックの製品を薦めました。
ミワのU9 145HMD-1（ST) ドア厚＝37～42ｍｍと
交換しました。
鍵穴の形が「W」になっています。
２ヶ所の錠前を１本の鍵で開け閉めできるように、
このシリンダーを組替しました。
2ヶ所目はガラス戸の引違戸についている
ミワのディスクSL60A-1という引違戸錠です。
しばらく使っていないようで、鍵が回りません。
内戸についている内側ケースを外そうとして見てみたら、
「これ、どうやって外すんだ？」とちょっと考えてしまいました。
銀色のプレートの上に戸のアルミが被さっていたからです。
でも10秒ぐらい考えて「ああやればできるな」と思いつき、
すぐに外せました。
外せたのはいいのですが、新しい錠前を取り付けるのに
困ってしまいました。
ミワのSL99-1というタイプを取り付けるのですが、
SL60A-1と構造が違うので、すんなりと取付できません。
処置として、赤い矢印のところのアルミを削りました。
どうにかこうにか内側ケース、外側ケースともに
取り付けが済みました。
引違戸錠は内・外のケースの位置が適正でないと
軽く鍵がかかりません。
位置調整のためセットピンというものを使います。
セットピンが内・外ケースを貫通したところで
取付ネジをしっかりと締めます。
外側の鍵穴がある側です。
キーで施開錠のチェックをしました。
キーが軽く回り、「カチャッ、カチャッ」と
心地いい音がしました。
これで完了です。
ご利用ありがとうございました。
宮里カギ店 ＴＥＬ．０９８－８９２－４２７３
