「バイクの鍵を失くしたので作ってください。
カワサキのZXR 250ｃｃです。」と依頼をいただきました。
カワサキかあ。
ちょっと苦手だなあ。
出来るかなあ。
と、不安になりながら現場へ。
バイクはこちら。
カワサキ ZXRです。
レーサーレプリカっていうやつです。
お客様によるとイグニッションの鍵と、
ガソリンキャップ・小物入れの鍵とは違う鍵だそうです。
ということは2本作らないといけません。
かつタイムリミットがあり、猶予は1時間です。
百戦錬磨の鍵屋さんからは「余裕だぜ」の声が聞こえますが、
カワサキのバイクの鍵作製を数例しかやったことのない私としては
相当のプレッシャーがかかってます。
まずは小物入れ・ガソリンキャップから攻めます。
こちらは後部座席の下にある小物入れ用の鍵穴。
こちらはガソリンキャップの鍵穴。
キーブランクを選び、鍵穴を覗いてみるといけそうな気がしてきました。
ついてます。
読み取った段差からキーを削ってみると・・・
1回目・・・・回らず。ちょっと深かったか？
調整して2回目・・・・回りました!!!
この調子でイグニッションもやっつけちゃいましょう！
でもこのイグニッションを覗こうとすると、
ガソリンタンクからのびているホースが邪魔になって
見づらくてしょうがありません。
どうにか覗けるポジションを見つけ内部を覗いてみると、
やはりガスキャップのものとは違っており、
ピンが磨り減っておらず新しいです。
ここだけ交換したのでしょう。
どうにか内部を読み取り鍵を作ってみると、
回りました！
追加の合鍵の注文もいただき、各2本作りました。
タイムリミットにも間に合いホッとしました。
お客様は料金支払い後、爆音をとどろかせお出かけになりました。
今回もいい勉強になりました。
このキーブランクの作製なら次回はもっと早くできるかな。
ご利用ありがとうございました。
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沖縄県宜野湾市のカギ屋さん
宮里カギ店
沖縄県宜野湾市野嵩2-35-3
TEL.098-892-4273
